新築には厳しく、既築にはやさしい
本格的な冬がやってくる。
フルタです。
先日、改正省エネ法の説明会に行ってきました。
新築に対しては、どんどん規制というか求められるものが多くなってきます。
住宅・非住宅に限らずその流れは進みそうです。
その中でも、面積が大きく冷暖房を多く使用する建物から省エネ(外皮性能を高めたりなど)基準に合致するようにしましょう。
増築する場合にも、その規定を守ってくださいねと。
で、住宅に関しては我々中小工務店には「守るように努力してね」というお達しです。
守れなくてもいいけど、その場合にはお客さんにその旨ちゃんと伝えてください。
にとどまってます。
多くの住宅を供給している大手ハウスメーカーやデベロッパーさんはちゃんと守ってね。
になってます。
個人的には、そこも確かに重要ではありますが…
リノベとかいって粗悪な工事を行って売っている不動産屋、リノベして売る不動産屋に対してももっと基準が必要じゃないかなって感じてます。
中古住宅を購入し、オススメされた内容でリフォームを行った結果
寒かったり、結露によるカビに悩まされたり…
ローンを組んで購入した住宅を解体して建替えられる方もいらっしゃいますが、結局は手放さざるを得ないという方がたくさんいらっしゃいます。
現にそういう相談をたくさん受けるのですが…
ただ、その辺をしっかり確認しないで購入してしまうのも良くないなと思います。
中古車を買うときに、燃費ってどのくらい?とか、維持費がどのくらいかかるかを全く気にしないで買う方は少ないと思います。
住宅も同じように、断熱性能がリフォーム後にどのくらいになるのかをしっかり確認しなければいけません。
あたたかいですよ。
しっかり断熱します。
光熱費が安くなります。
という曖昧な表現で納得するのではなく、数値で確認し新築住宅と比較してどうなのかを確認する必要があります。
インチキ工事、ダメ。ゼッタイ!