安心の家づくりとは③
来週から蝦夷地を離れ江戸へ
週間天気やべぇ
出張中の作戦「いのちだいじに」
フルタです。
99%
これが何を意味しているかわかりますか?
帯広市の住宅において
「経験とカン」で建てられた住宅です。
(帯広市建築指導課 談)
正確な数字は調査できませんでした。
確認申請の閲覧をさせてもらえなかったからです。
一般住宅(いわゆる4号物件)については構造計算を要求してないので…
とか
リフォームの場合には壁量計算はもらう場合がありますけど…
(いやいや、壁量計算と構造計算は全然別物ですから…)
(あ、お役所もこんなもんか…)
ってのが正直なところです。
全国的にも97%が構造計算されておらず、そのうちの7割は構造計算した結果
建築基準法(最低の基準です)にすら合致しない
という結果が出ています
自社で伏図(梁や柱をどのように組むかを示した図面)を書いているならまだしも
プランを作成して、その後はプレカット工場任せ
という会社もあるようです
中古住宅はなおのこと構造的に弱い可能性が高いと思いますし
安易なリフォーム・リノベーションを行うことで、より構造的に弱い建物になってしまう可能性もあります。
経験豊富な建築士が当社にはいるので安心してください!
とは言うものの…
結局は経験と勘でしかないのです
確かに、構造計算を行うと費用がかかります
建物の大きさにもよりますが、20~30万円程度かかります
その費用をケチって、経験とカンに頼る家づくりで安心できるでしょうか?
家を建てる際には「構造計算」できますか?
って聞いてみるといいと思います
「できません」
とか
「当社では建築基準法に則って工事を行うので安心です」
ってのはちょっと…
「壁量計算をしているので、できます!」
ってところでは「許容応力度計算による構造計算ですよね?」
って確認するのが良いと思います
??
ってなる場合も要注意だと思います
中古住宅の場合
安易に「できます!」っていうところも厳しいです
自社で施工したならまだしも、どこの誰が施工したかわからないものに対して計算しても、設計図書通りに施工されているかどうかを確認するのは非常に難しいからです
図面上の性能と実際の性能との誤差が大きければ、いくら計算したところで無意味になってしまいます
ではでは