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安心の家づくりとは…

炊飯器買い換えました
フルタです。
ごはんがうまい!

それはさておき。
地震
(画像引用:内閣府HP)

南海トラフ地震や首都直下型地震に注目しがちですが
私たちの住む北海道、特に道東でもかなり大きな地震が発生する可能性が高い。
30年以内に地震が発生する可能性…60%

この数字をどうとらえるかは人それぞれだと思いますが…
家を建てることに携わっている以上、僕は考えなければならない問題だと思います。
家を建てることが目的なのではなく、「家を建てた後の暮らしがいかに充実し、質の高い生活を送ることができるか」が私たちの仕事だと思っているので

30年以内に地震で家がつぶれちゃうかもしれないけど、家は建てましたから
とは言いたくありません。

当たり前のことなんで、何言ってるの?
って思われそうですが
ほとんどの会社は「大丈夫という根拠なし」で家を建ててます。

構造材は安心の5寸柱
とか
経験豊富な棟梁・熟練の技術
とか
震度7でも耐えられる(当社実験による)

などの売り文句を見たことがある方がいらっしゃると思います。
当社もそうでした。
僕もそうです。「構造材は5寸使っているので丈夫ですよ」
って言ったこともあります。

でも、根拠はありません。

頑丈だと、思います
っていうだけです。

経験があったところで同じです。
また、大金をかけて原寸サイズの住宅模型を作って揺らしたところで、そのメーカーが作る全ての住宅がそうだという根拠はありません。
(真四角で田の字になっている住宅は構造的に強くすることが容易です)

でも、建築基準法で定められているんじゃないの?
って思いますよね。

もちろん定められております。
2階建てまでの木造住宅は
「建築士が大丈夫って言うなら信用するよ、ただ、責任は取ってね(要約)」
という法律もあります。
4号特例ってやつです。

根拠がないっていうのはこういうことです。
「建築士の俺が設計したんだからたぶん大丈夫。」
これって構造的に安心だと言えるでしょうか?

長くなるので続きますよ。

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