この時期になるとタイヤ交換のタイミングに迷う
フルタです。
さてさてと
今回もちょっと真面目な話
高気密・高断熱住宅なので暖かいです
っていう言葉。
よく聞きますよね
「当社は高気密・高断熱の家づくりに取り組んでおります」
って。
でも、思いませんか?
何を基準に「高気密・高断熱」なのか
例えば、車を買いに行って
この車は「高性能・低燃費」ですよ
って言われたら「リッターどのくらい走ります?」
とか「何馬力?エンジンは?」とか聞くじゃないですか
軽自動車でリッター当たり15kmだと
「そんなに燃費良くないなぁ…」ってなりますし
スポーツカーで同じく15kmだと
「燃費イイ!」ってなりますよね
住宅も同じ
気密はC値で表しますし
断熱性能はQ値やUA値というもので表します
Q値が1.6でC値が1.8の住宅があるとします。
九州や沖縄地方ではものすごい高気密・高断熱住宅と言えますが
北海道では標準的というか当たり前というか…になります。
一般的に断熱性能は
「断熱材の密度×厚み」になりますし
気密性能は
どれだけ隙間を無くせるか、に尽きます。
気密性能は施工技術に左右される要素ですが、断熱性能はどれだけ断熱材を厚く施工するかで決まります。(それが良いかどうかは別として)
なので、「高気密・高断熱」が気になるのであれば、その会社のスタッフさんに
「数値としてはどのくらいですか?」って聞くのが一番だと思います。
ちなみに、当社の標準的な仕様は
Q値=1.6、C値=1.0前後
になります。
もちろん、それ以上にも対応はできます。
長期優良住宅を施工させていただいた際には
Q値=1.0、C値=0.2でした。
ただ、当社では
断熱材を厚くし、窓を小さく小さくするのではなく(窓は壁よりも断熱性能が劣るため)
南面の窓を大きく取って日射を入れ、室内に蓄熱することで夜も暖かく快適に過ごしましょう。
という考え方でご提案させていただいております。
そのために土間があったほうがいいね!という発想です。
なので、断熱性能としては北海道基準で考えると「普通」です。
さらに、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)なる基準が2020年までに新築住宅の半数はこの基準にしましょうってなってます。
建物の性能を高めて、使用するエネルギーを少なくし、使った分は太陽光パネルで賄いましょう
っていうのがコンセプト。
建物の性能を高めて、使用するエネルギーを少なくしましょう。
ここまではわかります。
使った分は太陽光パネルで発電するからチャラね♪
って・・・
雪積もったらどうするの?
太陽光パネル壊れたらどうするの?
そもそも太陽光パネルって何年持つのさ?
という疑問。
そもそも
太陽光パネル搭載の家って
デザイン的にカッコイイ!ってなります?
ちょっと話がそれました…
気密についてもちょっと言いたいことあるんで
また次の機会で。
断熱性能普通だけど、薪ストーブ焚いたらあったかいよ
(個人の感想です)